病原体 | ヒトパルボウイルス(HPV)B19 |
潜伏期間 | 感染後17~18日で特有の発疹を認める。ウイルスの排泄期間は発疹の出現する1~2週間前の数日間といわれる。 |
感染経路 | 主として飛沫感染である。ウイルス血症の期間の輸血による感染の報告もある。 |
治療 | 対症療法である。通常は治療を必要としない。 |
予防 | 感染力は弱く、発疹期にはウイルスの排泄はないと考えられるので、飛沫感染症としての一般的な予防方法が大切である。流行時には、担当保育士、園の訪問者などに妊婦及び妊娠適齢期の女性がいれば、患児との接触を避けるよう配慮が必要である。 |
登園基準 | 発疹期には感染力はほとんど消失していると考えられるので、発疹のみで全身状態のよい者は登校可能と考えられる。ただし、急性期には症状の変化に注意しておく必要がある。 |