インフルエンザ

病原体 インフルエンザウイルス。主にA、B型がある。
潜伏期間 1~2日
感染経路 患者の鼻腔、咽頭、気道粘膜の分泌物からの飛沫感染による。毎年12月ころから翌年3月ころにかけて流行する。A型は大流行しやすいが、B型は局地的流行にとどまることが多い。流行の期間は比較的短く、地域的には発生から3週間以内にピークに達し、3~4週間で終焉するが、最近は流行パターンが変化しやすく毎年その変遷に注意が必要である。
治療 対症療法が主であるがザナミビル、ラニナミビル、オセルタミビル、ペラミビル等の抗ウイルス剤が早期に使用されると有効であり合併症も軽減される。二次的な細菌感染による肺炎、気管支炎、中耳炎などがあるときは抗生剤を使用する。
予防 インフルエンザワクチンの接種が有効である。また潜伏期間が短いので、流行時の臨時休園も有効である。
登園基準 解熱した後、2日を経過するまで出席停止とする。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。

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