ヘルパンギーナ

病原体 主としてコクサッキーA群ウイルスであり、他のエンテロウイルスによっても起こる。
潜伏期間 2~7日
感染経路 飛沫感染が主であるが、糞便中にもウイルスが排出されるので経口感染も起こり得る。糞便中へのウイルス排泄は発症後1週間以上認められるが、感染源となる程度の量の咽頭からのウイルス排泄は発症後2~3日とされている。
治療 対症療法である。口内疹の痛みには鎮痛剤を加えた外用薬を使用する。
登園基準 急性期からの回復後も、糞便から2~4週間にわたって、ウイルスが検出されることがあるが、糞便のみのウイルス排泄者は、感染力が強くないと判断されるので全身状態が安定した者に対しては、一般的な予防方法をとって登園可能である。

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