麻しん

病原体 麻疹ウイルス
潜伏期間 10~12日
感染経路 飛沫感染である。発疹出現前のカタル期に最も感染力が強い。春から夏にかけてが流行期であったが、最近は年間を通じて発生している。
治療 対症療法が中心で、細菌合併症があれば抗生剤を使用する。
予防 生後1才以後早期での定期予防接種(生ワクチン)が極めて有効である。自然羅患がなく予防接種も受けていない園児にはワクチン接種を勧めるべきである。
登園基準 発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまで出席停止とする。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。(なお合併症の中で最も警戒すべき脳炎は、解熱した後再び高熱をもって発病することがある。)
参考 保育所・幼稚園・学校等における麻しん対応ガイドライン 第二版

(国立感染症研究所感染症情報センター )

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