流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

病原体 ムンプスウイルス
潜伏期間 14~24日
感染経路 飛沫感染である。接触の度合いの大きい幼稚園、保育所、小学校での流行が多く、また、春から夏にかけて多い。
治療 対症療法が中心である。
予防 生ワクチンが実用化されているが任意接種である。最近ワクチンの二次性免疫不全例が多いので既接種児についても注意が必要である。副反応としての無菌性髄膜炎の合併が20000~30000接種に1例程度見いだされる。
登園基準 唾液腺の腫脹がある間はウイルスの排泄例が多いので、唾液腺の腫脹より5日間以上経過し、全身状態が良好となるまで出席停止とする。

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