病原体 | 水痘・帯状疱疹ウイルス。水痘治癒後ウイルスは肋間神経などの神経節に潜伏し、免疫状態が低下したときに帯状疱疹として再発症する事がある。 |
潜伏期間 | 11~20日(14日程度が多い) |
感染経路 | 主として飛沫感染であるが、膿・水泡中にはウイルスがいるので接触感染もする。帯状疱疹からは飛沫感染しないが、直接接触感染はする。痂皮となれば感染源とはならない。 |
治療 | 対症療法が中心であるが、発症早期の抗ヘルペスウイルス剤(アシクロビルなど)が有効であり、乳児、免疫不全児などには必須の治療薬とされている。細菌による二次性感染には抗生剤を使用する。 |
予防 | 定期接種の水痘生ワクチンが2回行われている。ワクチン接種しても軽く羅患することが20%程度にある。 |
登園基準 | すべての発疹が痂皮化するまで出席停止とする。ただし、病状により伝染のおそれがないと認められたときはこの限りではない。 |